「高校生のコンビニのバイトみたいな金額でやれ。ハンターばかにしてない? って話ですよ」

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 北海道猟友会砂川支部 奈井江部会の山岸辰人部会長は地元テレビ局の取材に対して、そんな不満をぶちまけた。

 北海道空知地方の奈井江町がハンターたちにクマ出没時の駆除を要請したのだが、その日当がたった8500円(発砲した場合は最大1万300円)しかなかったという騒動だ。

 この日当に山岸部会長が不満を漏らすのも無理はない。2023年、クマの人身被害は過去最多だった。中でも北海道では、大学生を殺して遺体の一部を食べ、捜索にきた消防団員まで襲ったヒグマも現れた。「宇宙船地球号に乗る同じ仲間」みたいなきれい事では済まされない現実もある。

 そこで頼りにされているのがハンターの皆さんなわけだが、当然「ボランティア」などと今どき虫のいい話はない。休業補償も必要だし、現地へ向かうための燃料費も値上がりしている。ということで、奈井江町の周辺自治体ではクマ駆除の「賃上げ」が相次いでいた。

 例えば、隣接する浦臼町は出動したハンターに対し、駆除の有無にかかわらず1日1万5000円を支払う。同じく隣接する芦別市は出動1回で1万1000円、駆除した場合は1頭3万円を支払っている。

 しかし、奈井江町は日当8500円。「ねえ、オレらのことナメてるでしょ」と町に対してカチンとくるのは当然かもしれない。

●奈井江町は経済的に困窮しているのか?

 という話を聞くと、「小さな自治体は財政が厳しいのでしょうがない」とかなんとか擁護する人もいるだろうが、奈井江町では先ごろ22億円かけた瀟洒(しょうしゃ)な新庁舎を建てたばかりだ。

 2022年度(令和4年度)決算でも一般・連結ともに赤字なし。地方公共団体の財政の全体像を浮き彫りにする「健全化判断比率」を見ても、健全化の必要となる基準を大きく下回っている。

 つまり、「日当8500円を1万5000円にしたら財政が破綻します」というほど経済的に困窮している自治体ではないのだ。それは裏を返せば、この町ではシンプルにハンターという人々の労働対価を、高校生のコンビニバイトと同程度に見積もっていたということなのだ。

 5月27日の報道によれば、三本英司奈井江町長がハンターへの報酬増額を検討しているという。ハンターという特殊技能を持つ人々への敬意を忘れず、その危険性や労力に見合う報酬にしていただきたい。

 ただ、残念ながら、これから奈井江町のような問題が全国各地で多発していくだろう。自分を犠牲にして地域社会の安全を守ってくれるような人々が安く買いたたかれてしまい、その分野の成り手が激減していく、という負のスパイラルが起きるのだ。

 なぜそんなことが言えるのかというと、日本には「低賃金」という病の原因の1つでもある「労働者の責任感に甘えすぎる問題」があるからだ。

 「は? なんだよそれ」と感じた人のために、この問題を分かりやすく一言で言えばこうなる。

 「技術や労力をかんがみれば本来、高い報酬を支払わなくてはいけない仕事なのに、『みんなの役に立ちますよ』などとまじめな日本人労働者の責任感につけ込んで、常軌を逸した低賃金でコキ使う日本の悪しき商習慣」

 思い当たる人もいれば、まだピンとこない人もいると思うので順を追って説明しよう。

●日本教育による「責任感」の呪縛

 まず、日本が世界の中でも異常なほどストライキや、職場の上司に直接、給料アップを要求する人が少ないことに異論を挟む人はいないだろう。

 この原因はさまざま考えられるが、1つは日本人の「責任感」の強さが関係していると思っている。われわれは世界的にも珍しい軍隊のような集団教育を小中高と12年間受ける。「自分勝手なことをしてみんなに迷惑をかけてはいけません」「学校、クラスという組織のルールを破ってはいけません」という感じで、「全体のために個を殺す=責任感のある立派な日本人」という思想を徹底的に刷り込まれるのだ。

 バカバカしいと内心思いながらブラック校則に従って、学校行事などでは仲の悪いクラスメートたちと「一致団結」してチームワークを築かないといけない。

 そういう「責任感」を幼いうちから植え付けられて大人になった人が、会社から提示された賃金体系に不満を言えるだろうか。社員のみんながおとなしく従っている給料やボーナスに異論を唱えられるだろうか。

 できるわけがない。酒場やSNSではいくらでも悪口や文句は言えるが、現実の職場に立つと上司に「給料が安い」と文句も言えないし、ストライキなどできるわけがない

 なぜかというと、「他の同僚に迷惑がかかるだろ」とか「自分の給料だけ上がればいいなんて無責任じゃないか」なんて言われてしまうと、幼少期からたたき込まれた「みんなに迷惑をかけてはいけません」がトラウマのようによみがえるからだ。

 よく日本人労働者は「社畜」と揶揄(やゆ)されるが、実はそれは臆病で長いものに巻かれているだけではなく、過剰な「責任感教育」によって、自分自身をがんじがらめに縛って萎縮していることも大きいのだ。

●日当8500円は「責任感」への甘え

 さて、そこで話を今回のクマ駆除に戻そう。猟友会の皆さんは、狩猟免許という特殊な技術を持っている。本来ならば、自治体はその希少性、特殊性をかんがみた高い報酬を支払うのが筋だが、自治体としては当然、コストは低く抑えたい。そこで日本人が幼い頃から受けている「責任感教育」を利用したのだ。

 先ほども申し上げたように、日本人は「みんなのため」と言われるとおとなしく従う傾向がある。しかも、「組織のルール」にも従順だ。つまり、「みんなのためにクマ駆除に協力してください。報酬は日当8500円。これは町で決めたルールなのでご了承ください」と高圧的に要求をすれば、ハンターの皆さんも「安いな」「やってられねえよ」と愚痴りながらも従ってくれる、と踏んだのだ。

 しかし、物事には限度がある。これだけ物価が上昇して賃金が上がらず、急速に日本人が貧しくなっていけばどんなに「責任感」をちらつかされても、奈井江町のハンターたちのように「ノー」と言う人たちは増えていくはずだ。

 筆者がこのように考えるのは、やはりクマ駆除をする猟友会の皆さんと同じような境遇の人々が「労働者の責任感に甘えすぎている問題」に直面しているからだ。

 その代表が、災害時には地域に密着して人命救助や避難支援をする「消防団員」だ。あまり意識したことがないだろうが、実は消防団員とクマ駆除に駆り出される猟友会の皆さんはよく似ている。

●3つの共通点

 1つめの共通点は、普段は別の仕事をしている人たちが「有事」の際に出動するスタイルで、出動する際に報酬が支払われるという点だ。

 総務省の「非常勤消防団員の報酬等の基準」によれば、災害に関する出動については、1日当たり8000円が標準だ。上記以外の活動は日当4000円。そう聞くと、「おや?」と思った人も多いだろう。消防団員の災害時の報酬は、奈井江町がハンターに支払おうとしていた日給8500円と近い。つまり、奈井江町ではクマ駆除の報酬を、消防団員の災害出動を基準に考えていた可能性があるのだ。

 2つめの共通点は、クマ駆除のハンターと同様に、命の危険があることだ。消防団員は地域社会の人々なので、災害が起きた時、遠方から駆けつける消防士よりも早く現場に到着できるという強みがある。が、それは裏を返せばそれだけ災害に巻き込まれる危険性が高いということだ。

 それがうかがえるのが、東日本大震災だ。消防職員27人が殉職したのに対して、消防団員はなんと254人も亡くなっている。

 そして3つめの共通点が、「現場の負担が急激に重くなっている」ことである。

 先ほど申し上げたように2023年、クマ類による人身被害は198件(219人)で過去最多となった。それだけ自治体から猟友会に声がかかって駆除やパトロールに動いたというわけだが、一方でマンパワーはかなり厳しい。

 狩猟免許を持つ人は4562人(2022年)。過去最少だった2006年度から900人ほど増えたというが、ピークだった40年ほど前の半数に満たない。しかも、高齢化が進んでいる。60歳未満の割合は43.5%なので、過半数はシニアハンターだ。ということは、これから年を追うごとにハンターは加速度的に減っていくことは目に見えている。クマの人身被害はこれからますます増えていく恐れもあるというのに、だ。

●消防団はどうか

 これは消防団も同様だ。人口減少で火災は緩やかに減っているが、ゲリラ豪雨土砂崩れなど水害が増えている。地震と人口減少は何ら関係がないので、消防団が果たす役割はどんどん増えている。

 しかし、こちらもマンパワー的にはアップアップだ。戦後間もない1954年の202万人をピークに減少が続き、2023年は76万人まで減っている。

 これだけ分かりやすくマンパワーが減れば当然、急な災害には対応できない。その典型例が、東日本大震災の被災地にもなった岩手県釜石市だ。NHKの報道によれば、市内の消防団員は震災前から260人以上減って528人(2023年4月)だという。

 そんな人手不足釜石市消防団に2024年1月22日の午前9時、消防本部からポンプ車の出動要請が来た。地域で起きた火災の初期消火をしてほしいというのだ。

 しかし、ポンプ車を動かせる最低人員の3人も集められなかった。多くの消防団員が会社勤めで出勤したばかりだったということもあるが、根本的なところでは消防団員が少ないからだ。

 さて、このような消防団と猟友会の共通点を見ていけば、筆者が何を言わんとしているのかお分かりだろう。

 本来、地域の災害に命をかけて立ち向かう人たちなので、その危険性や労力に見合った報酬が支払われなくてはいけない。しかし、支給されているのは、高校生のコンビニバイトと同程度の日当8000円だ。

労働者の責任感に甘えすぎている

 この異常なまでの搾取具合は、さながら「ブラック企業」のそれとそっくりではないか。

 ご存じの方も多いだろうが、ブラック企業には「やりがい搾取」というものがある。社員に「夢」「自己実現」「成長を実感」「絆」など「やりがい」を与えることで、常軌を逸した低賃金や長時間労働に耐えさせるというものだ。

 勘のいい方はもうお気付きだろうが、実はハンターや消防団員の方たちが直面している「働く人の責任感に甘えすぎる問題」というのは、この「やりがい搾取」の一種だ。

 「地域社会の安全を守る」「地域防災の要」など「やりがい」を与えて、「私がやらなくては誰がやるのだ」と責任感を刺激する。もちろん、そこまでは決して悪いことではないが、問題はその労働に見合うだけの対価を支払わないことだ。だから、ブラック企業から従業員がどんどん逃げ出すように、クマ駆除や消防団にも人が集まらない。

 つまり、今回の問題は、人口減少かつ低賃金で貧しくなった日本でいよいよ国や自治体もブラック企業のように「やりがい搾取」に力を入れ始めてきたことを示しているのだ。

 というわけで、公共事業など政府や自治体から仕事を請け負う企業の皆さんは、安く買い叩かれないように気をつけていただきたい。

(窪田順生)

ヒグマの駆除に「1日8500円」、安いよ


(出典 news.nicovideo.jp)

ヒグマのサムネイル
ヒグマ(羆、緋熊、樋熊、学名:Ursus arctos)は、クマ科に属する哺乳類である。ホッキョクグマと並びクマ科では最大の体長を誇る。また、日本に生息する陸棲哺乳類(草食獣を含む)でも最大の種である。 学名Ursus arctos(ウルスス・アルクトス)のUrsus…
31キロバイト (4,071 語) - 2024年3月31日 (日) 14:51



(出典 oonishi-gumi.jp)


「ヒグマ駆除が日当8500円という高額な報酬は、一見して魅力的に思えるかもしれませんが、その背景にあるのは実は我々人間の責任感に甘えすぎた結果なのかもしれません。野生動物との共存は難しい問題であり、駆除が必要な状況においても、単純に金銭の報酬だけで解決すべきではないのではないでしょうか。」

<このニュースへのネットの反応>

必要性に駆られて自前で駆除してる人がいて、その人たちに手間賃を、ってのが始まりでしょう。ただ、上は自治会長に始まり、民生委員、PTA、消防団、下はゴミステーション管理。自発的に市民が担ってきた部分をサービス化してく過渡期の問題だけど、兼ねがね金がないからね…。





内勤の人間ほど、熊を探してる時間=働いてないみたいな思考するからな、まあ別にいいんじゃない?それで猟友会集まらんくて被害出て困るのは猟師じゃないし


舐めてはいないと思うけどね。公務員なら一応明確な算出基準あるはずだし、多分、非正規公務員の日当で算出してるんじゃないかな。足元見て金額決めているとは思えない。


被害が出ても『役所は手を打ちましたよ。猟友会が動いてくれなかっただけで』って言い訳作りのためだろな。日当8500円って、猟師ってデスクワークじゃないんだけど?急に呼び出し受けて車出して、時間がかかれば途中で飯食べて、早く終わっても撃ったなら家に帰ってから銃のメンテ。それが高校生のコンビニバイトと同レベルとか舐めてんのかと


*にしてるとか舐めてるとかじゃなくて、何も考えてないんだと思うぞ。まぁそれこそが労働というものを*にした態度だと言われればその通りだが。


取材は公共性があるから…とか言って専門家に謝礼を払わないマスコミがそれ言う?


危険手当・ガソリン代その他諸々あわせてもっと出るもんだろうけど、お役所の人は外で働いてないからか世間を知らないというか。そもそも本気で手を貸してもらいたいなら、役所側が「これくらいで」って言うのもおかしい気はするが。


熊のせいで犠牲者が出ても役所は責任取る気無いからこんな金額に決定できる ハンターが集まらなかったら役所の人間からちゃんと熊撃ちするやつ選出してもらって責任取らせないとね


これも一種のやりがい搾取に当たる案件なんだろうな


自治体と知事の責任で実行者を警察官、サポートを猟友会にってすれば良かろう。 もらってる給料分の責任だけを負担させな?


役所職員に猟銃の免許取らせよう怪獣駆除で罠免許まで取ってる職員は一定数いるから猟銃の試験も受けれるしヒグマ出現時にボーナス8500円付ければええよ


この仕事に限らず、生活基盤を維持する仕事の取り分が安いという現状を作り出してる無能な御役所・上層部・営業マンと客側の意識を変えないと誰もそういう仕事をしなくなる。最前線で体を張ってる人間に金が回らず、特殊な資格があっても何の優位性も得られないんじゃ職業人口も減るしやる気も減退するのが当たり前。人手不足の責任は、無茶な値段設定した連中が前線に出て清算すべきだよ


事件は会議室で起きているんじゃない!現場で起きてるんだ!と言わせたいのか。他人事他人任せで軽視している奴等が犠牲者に成っても他人の所為にするだろうから限界まで犠牲に成れば良いか。


なんと、奈井江町は金持ってんのかい!!これは記事が全面的に正しいな。そもそも今の猟友会メンバーって普段は別の仕事してんだろ?それ休んでいくならその日当分は上乗せしないと報酬以前の問題だろう。


せめて、2万ぐらい出しても良いと思うのだがマスコミが「税金の無駄遣いとか」横槍入れてきそうだから難しいよな


なおクマを打ったら銃所持許可を取り消される模様


住民からよほどの要望が無い限り曲がらないのがお役場だからな


アメリカにおけるクマの狩猟は軍や警察よりも現場では扱いが上なのに日本では底辺にみられてるのがマジで終わってるんだよな


隣町が15000円や11000円だから隣町を当てにしてるクズの思考だろ


役所と役人は決められたことを実行するだけの人員でしかないから、報酬を上げるなら町長や議員が動かないといけない。つまり町民が町長や議員に働きかける必要がある。地方役人には権力が無いんだから自発的に動くなんてことはないぞ。


報酬を思い切って10万とかにしたらしたで「あいつらは金儲けの為に罪の無い熊を虐*てる!」とか「あいつらはわざと熊を街におびき寄せる工作をしてる」って騒ぎ始めるんだろうな。


大型の害獣駆除ってなんで公務員がやらないんだろうね? そういう専門の公務員がいてもいいと思うんだけど・・・


難癖つけてハンターの銃を取り上げたりしてんだから、警察がやりゃいいんだよ。年代もののニューナンブでヒグマに敢然と立ち向かえ。プロジェクトXのいいネタになるわw


中々に面白いな。役所だから算定基準なりなんなり議会で決まってるのにそこはスルーして役所叩きに持って行って、そのメディアに乗った役所叩きの内容が「今いる役所の人間にそのまま仕事を追加しろ」っていう働く人の責任感に甘えてる内容ってのが。


町長が自ら出陣して討ち取ってこいよ。


ハンターに対するやりがい搾取だろうなー


ハコモノやチューチューを削れ


命を懸けた対価がこれじゃあな


国会議員(新人でも給料60万以上)の時給1万以上+特別手当(家賃6~9割カット、通話、移動費救えたはずの人命見*にしてヘリで国会入りしたカンチョクトって殺人鬼も、食事弁当+お茶が2000~円、これでも氷山の一角)とくらべると何とも■無断で山に入って住み着いた不法入国者、環境破壊、資源泥棒、youtuba、ソーラー知事を*た方がクマも下山しなかっただろうに


税金の無駄遣いってあるけどメディア(国営)の給料も税金からなんだよな、それで韓国ごり押しとか売国です!って自己紹介(自覚もないのか*なのかテロリスト支援ナノは確実)してるんだから笑えない


マスゴミから駆除しないと?!(錯乱


日本人の最もダメなことは「サービスしてくれて当然」とかそういう意識。他人に何かしてもらった時に払う金額が少なすぎる。この意識が失われた30年の原因の一つだと思ってる。この事例はその上危険手当すら考慮してないガチのkzだが


これからは国と北海道警が生きたまま安全に捕獲し自称NPO動物保護団体に送り付けてやればいい。ハンターは隙間バイトやタイミーで雇えば??


あとクマがかわいそうだとかでハンターに嫌がらせ粘着電話したり(ハンターに害を与えたシーシェパードみたいな海賊種なんだろ)、立ち入り禁止区画と無断で山に入り込んでエサばらまいた連中とか、youtuba無許可キャンプのためだとか追い込みで下山させたりとか■そんなにクマがかわいそうならそいつらがクマを説得すればいい


役所の人間でさえこの思考だから世の中から*な企業は無くならない


日当8500円+経費全額支給+成果報酬点数(痕跡調査1点・追跡可能な痕跡発見5点・エリア特定8点・撃退15点・駆除完了30点)×万円ぐらい出してやってくれ…これでも命の危険に対して安すぎると思うんだが


あんまり高額にすると腐敗の温床になるのは分かるが、これは安すぎや


長期のデフレの招いた認知バイアスなんだろうか…当方業界でも新規開発製品を選択すると罰金を支払う制度が年内に開始される。結果何が起こるかわかって政策立案し同意した議員が多数いたという事を考えると目指す未来は・・・


役人や政治家が命がけで働いているってのがウソに聞こえるよなあ。8500円で働かせてきたツケとして街全体として猟友会にそっぽ向かれた自治体のモデルケースになれば、命かけていることになるかな


猟師が居なくなって、クマの駆除を素人である役所の人間や警察官がやる時に、日給8500円以上もらったら許さんからな。


真面目な話をするなら相場的なものを作っておくべきでは?交通費、武器、労働時間、諸々の費用込みでこれくらいになりますっていう見積書作って請求すればいい


ハンターにだって命の危険があるはずなんだが、住民とハンターの命を含めた値段がこれなんだな?これで役人はいくらもらうのが適正かわかった気がするが。そこまで金払うのが嫌なら、もう自衛隊に要請できるように法整備してくれ。


これ、日本の組織の悪いところが出てると思う(なお、世界かどうなのかは知らない)。一度その金額に固定されてしまうと、組織内の数人が「安すぎじゃない?」と思って声を上げても、組織側としてはコストが増えるだけの案なんて平常時は通らないってヤツ。数百円の手洗い石鹸とか買ってもらうだけで異常な労力が必要だったりする事も。結局、今回のように駆除する側が動くしかない。


8500円で熊と戦えはまあ無茶よの、基本手当以外に危険手当や経費等入れて計10万位は出してええと思うがの、この現状続けるんなら本当に狩人いなくなって困るの見えとるし流石に見直した方がええと思うぞ


見合う報酬にしていただきたい。とか書いてるけど奈井江町の場合「今頃増額を検討すると言ってももう遅い」ってなろうのタイトルみたいになってるけどな。他で解説されてたが猟友会の人は別にクマの駆除をしたくて猟友会に入ってるわけじゃないし義務もないし金になるわけでもない。猪や鹿相手にしてる方がいいからね。


ここまで怒らす何かが交渉中に有ったんじゃないかとこの件気になってるんだよなぁ


狩猟の趣味の延長みたいなもんだし何ならこっちで獲物用意してやったんだから文句あるか?くらいな意識なのかもしれないな。


ハンターに限らず、あらゆる職場に蔓延してる考え方じゃないかなぁ。実際に命まで懸かってたら、そりゃ「冗談じゃない」って言いたくもなるよ。


そもそも生まれてこの方危険になった事がないからってのもありそうだな、知らんけど


役所のことだからこの低賃金で引き受けなかったら「狩猟もしてないなの銃を所持する怪しいやつとして環境省に通報して猟銃免許を取り消すぞ」なんて脅しかけたりしてきたりしそうだな


場合によっては*リスクがある物事で金をケチるような無能は役所でも企業でも至る所にいるよな。小綺麗な事務所で他人を顎で使い、日がな一日煙草と珈琲キメながらのんびり働いてる連中に現場の人間の言い分を聞く耳はないし、例えそれがどんなに安全性を欠いた重大事故につながる要素だったとしてもコストカットの一声で無下に遇らえる。だって彼らは他人の命より金が大事なんだもの。


だけど今の日本でこういうのを改善しようとすると謎のNPOが間に入って「役所と国から3倍の予算を出させました!ただし実際の報酬は1割しか増えません」とかなるのがオチじゃない?


(コメントもう沢山あるけど)ハンターも命の危険あるからね… 人命が何より大事だし「熊にも効果のある強力な毒エサ」を使えば… 人件費のコストカットもできる


行政の許可を得ず毒餌によりクマを勝手に駆除する行為は鳥獣保護法および動物愛護法に抵触します。「許可を得てから使えば」と思うでしょうが、この記事に書かれてる猟友会のハンターの日当8500円の仕事が無くなります。人命とコストだけじゃなくそこら辺の大人の事情もあって軽々しくクマの駆除に毒は使えないんですね


命のリスクが公務員にかかってるのか?と言う話よ、頭ハッピーセットが何人か書き込んでるみたいだが1万にも満たないお金でお前がやってきたら?仮にお前が*でも国も町役場もなんも保障しないけどな。こんな舐め腐った対応されたら俺が猟師なら「知らねー俺らは自衛するがお前らは自己責任だ熊襲われてしんどけ」としか思わんわ。


休業補償込みだから、『お前らの本業の補償はこれでいいだろ』ってバカにされてるわけだから、怒らないわけがない。8500円が高校生のコンビニバイトレベルなら、経費込みでこれなんだから、それ以下って見られてるってことだろ


1日待機だった場合でも最低保証としての日当8500円+実際に出動してクマを駆除した場合1頭当たり危険手当2万円とかにならんのかな?さすがにいつ呼び出されるかわからないゆえに行動を制限されるからその拘束時間に対する対価としての日当を、実際に駆除など出動を要する場合も同じ金額にするってのはどうかと思うよ。道具の維持費とかもあるんだからさぁ。


ストライキするしかないね


国会議事堂で居眠りしてる先生方と報酬交換したら良いんじゃないでしょうか?


猟銃免許は害獣駆除のためにあるわけでもなくあくまで単車と同じ嗜好と趣味で成り立ってるのにな


あんまり高額にすると熊の養殖&放流と*る*がでそうだが、これはあまりにも低すぎ。クマのプーさんと戯れてお金までもらえる!!とか思ってんのかって額


そしてお隣は銃所持許可取り消し騒動が起こった砂川市。公安委が控訴したせいで裁判はまだ続いてるし、元凶の元砂川警察署(現滝川署)の管轄には奈井江町も含まれる。熊に低賃金に警察なんて危ない橋渡りたくないだろうよ


本業中断して野生動物と*合いして来いって言われた挙句にはした金しか渡されない仕事とか誰がするんだよ?日当10倍にして討伐報酬も数十万出して感謝状(愛誤団体からの保護)もされてやっと釣り合うくらいだわ


やりがい搾取とはまた違う案件だと思うけどね、どっちかというと*求人の類かな。ただ単に「言い訳」としての求人なのか、それとも本当に世の中が分かってないのか、度し難い話だね。


田舎だろうし、8500円でもやらなかったら村八分とかありえるから質が悪い


もう役所の人間に狩猟免許取らせて猟友会にレクチャー受ける形にすれば。


払ってくれるだけギドランドの町長よりマシかも


クマがここまで問題になるレベルまで増えたのは環境省の管理不足でしょう?町周辺に出没する問題個体は猟友会ではなく環境省職員が狩猟免許取って責任を持って駆除すべきではないですかね。


対熊の予算が少ないんじゃないですかね?記事にまでされて来年も同じ予算枠同じ報酬額なら舐め腐ってるっていう意見が正しかったという事になるかもしれませんが。逆に高額報酬にし過ぎて遠方からも来過ぎた結果秒で予算が尽きたのはどれぐらい前のどこの事でしたっけ?


ちなみに時々見る「自衛隊にやらせろ」と言うのも本来にプロに正当な対価を払うのをケチって安くやらせようとう考えだからな


兎角この国では銃を使う者に対しての扱いが厳し過ぎる、いやこれは露骨な冷遇と言っても良い、クマ駆除クレーマーや戦争アレルギーを装った日本語の怪しい連中の戯言に忖度して、日本の領土の何割かをクマに占領されないと危機感を持てんのか?


そのうえ、銃を撃ったら警察の機嫌次第で起訴されて銃の所持許可取り消しだもんな。警察さんが貧相な拳銃でクマさんと戦えばいいんじゃないですか?猟師のライフル取り上げるくらいなんだからそれ位やってもらわんとね。


駆除しても非難されるしかといって放っといて被害が出ても非難されるだろう*


手前等の息が掛かった公務員以外に飛び道具持たせたくないのが必至なほど伝わって来る性痔屋奸陵のゴミ共は撃たれる心当たりしかないもんな。


昔は農家自身が鉄砲所持して家畜や畑を守っていて、自治体の依頼というよりは自衛のためにクマの駆除やってた。時代が変わって鉄砲持ってる人はぐっと減ってるのに、町長・村長レベルの人ですらそのことを正しく把握できてないからこんな素っ頓狂な値段設定でクマ駆除の依頼を出しちゃうんだよ。ハンターをなめてるとか以前に、自治体の首長や役人としての仕事をなめてるからこうなる。


職員の休日出勤の金額からプラスして、練度や危険性への対価を議論すべきもの。¥8500など論外。


せめて一桁足りないな。クマかわいそう系パヨを無料で生贄に差し出そう。


安いところはクマをかくまってるんだろ。察しろ。彼らは命を賭けた動物愛護の精神を持っているんだ。そのひたむきなスピリットに水をさしてはいけない。


鉄道警察隊があるなら狩猟警察隊があってもいいじゃない。武装は没収した猟銃つかえば?w


何も無かったことに払いたくないのであれば、あった時や仕留めた時などに大金払う保証をすればいいんじゃないの?


対価が不相応っていう話は今の世の中たくさんあるけど、行政から正していってほしいよね、本来


猟友会ってそもそも善意でやってくれてるだけだしな。それを悪者にしてかばいもしないんだから、そりゃ断られる


8500円は私も安いと思うけど、では適正価格はおいくらなのだろう。


これ奈井江町は賃上げの話し合いをしたい意向なのに、なぜか猟友会は話し合いを拒否してるのな。


これだけバカにしておいて、話し合わないと賃上げする気がない時点で終わってる


労働者に対しては重い責任を課すのに町を治める人間が責任取ろうとしないのはおかしいでしょ。自分の町だぞ? ハチの巣駆除だって1万以上するってのに学生バイトのギャラで命かけろって言われてやるわけないじゃん


そもそも10年前555頭だったのが昨年度は1422頭と3倍の捕獲数になってるのは役場連中も知ってるだろうし道庁だって把握してない訳がないよね。でも予算は付けなかったんだから話し合いも何もないでしょ。札幌市は出動で1回2万5300円、捕獲・運搬した場合は3万6300円と3倍以上の報酬差の時点で命かけて働く気なんて失せるわな。


外国人兵士に10万円で怒っていたのを思い出す。自衛隊なら一人頭10万円で済む。だが現実は死がまとわりつく仕事なので300万円(当時)は必要と言われた。猟師はガソリン代や罠代や毎日、山で捜索する過酷な仕事をボランティアで済まそうとする。小型の黒いヒグマでも大人より握力があり、下手したら*。ヒグマ3万円台しかもらえない。ガソリン高騰の今、30万円は必要。


自分の命をチップに日当8500でやりたがる奴おるん?一般的に10300ぐらいらしいが、それでも安すぎやしない。そろそろ制度の在り方を変える時じゃね。


今更値上げ交渉の席を設けたいとか泣き落としを狙うも今後交渉の席に着くことはないと返され詰み今まで薄給でこき使うわ警察や自治体の仕事してます点数稼ぎに使うわと人様を舐め腐り見下してきた結果だから完全に自業自得これからはポリ公様やお役人様が地元のために免許取って直々に狩りに行けってこったよかったな、役割が与えられて


取りあえず安い金額提示して、文句言われたら上げりゃいいわなってことや。人件費を出来るだけケチりたいってのは雇い主としては当たり前の考え。嫌ならやらなきゃいいだけの話。俺も*みたいな仕事辞めたい。